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〜すべては光〜
リトリートに来てくださった清水友邦さんに、インスピレーションでメッセージをお願いしますって頼んで書いてくださった言葉^_^
心がザワザワした時に、物事を不安や恐れや不信感から見ていないか、光から見ているかどうか、自分自身に確認するようにしています。
もちろん闇があっての光なので、闇=悪としている訳ではありません。
起きた出来事に本来意味はなく、意味付けしているのは、自分自身。
そんな話もアーユルヴェーダ新講座や、Rebirth講座で、お伝えしています。
友邦さんが、とても分かりやすい内容で投稿してくださってたので、シェアします。
長文ですので、興味がある方は。
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意識の目覚め、覚醒や悟りというと難しく自分とは全く関係ない遠い世界のことと思っている人が多いと思います。
でも「楽になりたい。愛されたい。苦しみたくない。幸福でいたい。」と思っている人は多いと思います。
生きている限り人生の荒波は何回も訪れます。意識の目覚めが起きないと、あらゆる人生の荒波に振り回されて、繰り返し苦しむことになるのです。
人生に楽しみや喜びを見いだし、自分の境遇に満足し、自己探求の道を歩まなくともそこそこやっていけると思っています。
ところが心の奥には否定的な感情をしまいこんでいる人が多いのです。
自尊心を傷付けられると、たちまち反応して機嫌を損ね否定的な感情に陥ってしまいます。
私たちは本当の自分を忘れ自動的に振る舞う機械のような偽りの自我を自分と思っているのです。
偽りの自我は感覚からくる刺激に自動的に反応して大部分のエネルギーを浪費しています。
私たちはしばしば困難な状況に直面したとき、恐怖や不安が心を覆います。
何が起きているか自覚できないとその感情に支配されてしまいます。
子供の時に経験して無意識の層にしまいこまれた恐れが再び意識の表面に現れているのですが、自覚できないために飲み込まれてしまうのです。
思考は今ここにいられません。思考は、現在よりも過去や未来についての考えで一杯になっています。
今この瞬間を見れば不安や恐怖はそこにはありません。
今この瞬間からはずれ、過去の思いに行ったり、未来を想像したときに不安や恐怖がやって来ます。
心理的な苦しみを一瞬にして取り去る方法とは、今この瞬間に意識を向けて、自分の存在を感じることです。今ここに在ることなのです。
今この瞬間に意識を向けると思考や感情に覆われていない本当の自分に気がつくことができます。
今まで決まりきったパターンを何回も繰り返して、苦しんでいた人に覚醒が起きると、苦悩の最中に突然、自分が眠りこけて機械的な行動を繰り返していたことに、「はっ」と気づきます。
視野をこころ全体に拡げると、苦悩も喜びも、雲のように過ぎ去る心の大空の一部だということがわかります。
つらい時や苦しいときは、心が狭い範囲に限定されて気づきを失っているのです。
浮き沈みする感情の波に振り回されることがなく 本当の満足、真の喜びを知るには、それまで閉じていた心の眼を開いて、眠りから眼を覚ます必要があります。
それが「覚醒・気づき」なのです。
そして、それはどんな葛藤のただ中でもつかみ取ることができるものなのです。
長い間、自分は暗い世界にいたと思っていた主婦の方がいました。覚醒が起きると、暗い世界は最初からありませんでした。
暗闇は頭の中の思考が作り上げていた幻想だったということに気がついたのです。
光はいまここにいつも在ったのに、強い思い込みが光を遮っていたのです。覚醒が起きると暗い世界は一瞬にして消え去ってしまいました。
覚醒は段階がなくプロセスもないのです。
覚醒は生まれ、容姿、職業、学歴、教養、勉強した年数も修行した年数も関係ありません。瞑想歴やスピリチュアル歴何十年を誇っても覚醒にとっては関係ありません。
覚醒は長い努力の果てにようやく達成されものではなく、今ここにある自然なものなのです。
選ばれた特別な人にだけ起きる事ではありません。
覚醒は誰もが生まれた時から自然にそなわっています。
それは最初からいつも、目の前に当たり前にあるのものです。
あまりにも普通に目の前にある為にかえって気がつかないのです。
原因は思考が真実を覆い隠しているからです。
ですから思考が自分ではないことに気がつけばいいのです。
気がつく事に努力は入りません。
それは条件がととのえば誰でも自然に開花します。
本当の自分を知る事は、さまざまな囚われから自由になることを意味します。
サーファーは波がやって来ないと楽しめません。
大きな波ほど喜び楽しみます。
避ける事ができない人生の荒波が来た時にサーファーのように内側から自然に勇気と喜びが湧いて、生きている実感をみなさんが感じ取れるようになることを願ってやみません。
みなさんには是非、人生のサーファーになっていただきたいと思います。
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