上白糖の弊害について。

私も普段、上白糖は使っていません。

清水友邦さん。

この方が発信してるもの、とても共感してます。

清水さんの了承を得ましたので、これから少しずつ良いお話、紹介できたらと思っています。

長文ですが、皆さん、参考にされてください。

病気になっても治癒力の違いで一人一人の結果は異なります。
人は自然免疫によってウィルスの増殖を防いでいます。

治癒力のある人は養生すれば自然に治ります。
治癒力がない人は病院の治療を受けても死亡します。

病院に入院して薬や注射などの手厚い治療をほどこしても死亡してしまうのは、
患者の免疫システムがウイルスを撃退できるまでひたすら待つしかないからです。
結局、普段から不健康な生活を見直して治癒力を高めるしかないのです。

精白した穀物と砂糖をやめて
雑穀ご飯と味噌汁を食べて
生命力がある発酵食品と
安全で新鮮な食材を食べ
身体をよく動かして血行を良くして
体温を上げましょう。
怖がると免疫力が下がります。
よく笑うと脳の血流が良くなります。
愛は免疫力を強くします。
まわりの人に愛を与え愛を受け取ることで心の免疫力が強くなります。

健康な暮らし方
健康な関係性
健康な社会の在り方に
変える時期にきています。

砂糖がもたらす害に白血球の食菌作用の低下があります。

正常な白血球が食べる細菌の数は14個ですが砂糖の摂取量が増えるに従って白血球の食菌作用の能力がどんどん低下してついに1個まで低下します。

砂糖は麻薬と言われています。

麻薬と同様な中毒症状を起こすのです。

砂糖を多量摂取するラットの脳内ではコカイン・モルヒネ・ニコチンなどの麻薬を摂取した時と似た変化が起こります。

砂糖の多量摂取を習慣づけたラットに一定期間砂糖を絶ってから再開すると砂糖を得るための労力をいとわなくなり、摂取量も今までになく多量になります。

空腹なラットが砂糖を摂取すると、ドーパミンが放出されます。砂糖摂取を反復すると、このドーパミンによる快感を求める欲求が強くなり砂糖への依存が生じるのです。

実験において砂糖の供給を絶たれたラットは、脳のドーパミンの分泌が下がり、歯をガタガタさせる、トンネル内に引きこもるなどの離脱症状を示しました。覚醒剤のような、まさしく砂糖中毒症状が起きたのです。

快感と関係している神経はA10(エーテン)神経と呼ばれます。
A10神経は本能と関係がある視床下部から情動を生み出す大脳辺縁系の左右側頭部を通って人間の思考作用を司どる前頭連野に達します。
このA10神経の情報伝達物質はドーパミンと呼ばれます。

人体には一定の環境を保つ為のバランスを回復させるシステムが備わっていますがA10神経にはサーモスタットのような過剰な働きを抑えるシステムが存在しないことが1981年に発見されました。
そのためにA10神経は暴走しやすいのです。
砂糖の取り過ぎは良くないと理解しても「わかっちゃいるけどやめられない」わけです。

砂糖は麻薬と言われる所以です。

マクロビオティック (Macrobiotic) の元祖 桜沢は砂糖のことを次の様に語っています。
『砂糖を毎日過食すると手足が冷え 次は近眼、乱視が そして心臓、胃腸,肺が弱くなる。
ついには腎臓病や肝臓炎を起こす様になる。』
『婦人においては子宮、卵巣を冷やす事になるから 性行為を好まぬ様になり、男嫌いになり 、ついには夫に性的満足を与えることが出来なくなるから、当然男が離れて行く様になる。』
『砂糖好きな婦人の人相には 離婚の相、後家相がでる。』
『砂糖により神経質になり、物忘れをし たえず取り越し苦労と不平が口をついで 耐えることがなく、人々を不快にさせる。』
『砂糖の為に不幸のドン底に陥っていく人は数知れない。』
『砂糖は阿片よりも致命的で放射能の死の灰よりも危険な毒だ。』
そこまで言わなくてもと思いますが、きっと桜沢が口を酸っぱくして言っても砂糖を止める事が出来ない人が大勢いたのでしょうね。

麻薬やギャンブルなどの依存症になってしまうと、止めようと思ってもやめられない人が大勢います。
それだけ砂糖中毒になっている人は砂糖を止める事が難しいということなのです。

砂糖にはざらめ糖の仲間のグラニュー糖、白ざら糖、中ざら糖とくるま糖の仲間の上白糖、中白糖、三温糖などの種類があります。
いずれも大量に摂取し続けると問題が発生します。

消化吸収された食べ物は血液中の血糖になって血液中に出てきますが血糖が上昇するのを防いでいるのがインスリンです

砂糖のように吸収が早すぎると血糖のバランスが崩れて血糖レベルの乱高下が起きてしまいます。

砂糖を大量摂取していると膵臓は疲弊して、インスリン産生力が徐々に低下し、低血糖症になり、ついに糖尿病が発病します。

特に白砂糖は多くのカルシウム等のミネラルやビタミンB群を使ってブドウ糖になりますので、体内から貴重なミネラル、ビタミンが消耗してしまいます。

多量に砂糖を摂取していると脳のホルモンバランスも狂わしてしまいます。
血糖バランスの乱れは登校拒否、家庭・校内暴力からさらに成人の衝動的犯罪まで引き起こす新型の文明病とまで言われています。

砂糖の量

ポカリスウェット 500ml      33g
コカコーラ500ml      57g
午後の紅茶500ml      39g
オロナミンC120ml    18g
エナジードリンク470ml      52g
缶コーヒー       12g
濃縮還元オレンジジュース200ml 20g
シュークリーム1個        10g
ショートケーキ         30g
プリン         15g
大福        12g
あんぱん       23g
アイスクリーム    20g
30gのチョコレート   12g
甘納豆        50g
ドーナツ100g   15g~30g

あんこの入った饅頭が好きだった日本綜合医学会 会長の甲田光雄先生は次のように忠告しています。

砂糖の害を述べると反感する人がいます。

「この短かい人生に好きな甘いものもよう食べんと、一生過ごすなんて一体どこに楽しみがあるんだ。そんなにまでして長生きしだいと思わんな。なんといったって、この世は楽しく生きてゆかなくてはね」

この人達と同じようなことを言って反対する人はこれらも出て来るでしょう。

しかし、毎日の診療にみる大勢のみじめな患者さんの姿をよくみてください。

毎日泣きながら「自分は何故このように不幸な身にあわくてはならないのか」
「いっそのこと、もうひと思いに死んでしまおうか」

人生のどん底に陥った時、はじめて人間は自分を反省し、己れの悪業に気付くのです。

病気になって苦しむまでは傲慢になって悪行に気がつきません。

このような人々はひとたび惨めな境遇に陥ると
「どんなつらいことでも実行するから、何としてもこの窮境を救ってほしい」と嘆願するのです。

その惨めな姿を見るに忍びないので多少とも生活に気を配って欲しいのです。

(白砂糖の害は恐ろしい/甲田光雄)より

砂糖の入った紅茶に砂糖の入ったビスケットを食べるのはイギリス人の普通の食習慣となっています。

砂糖は文明社会に入り込んでいるので害があるといわれてもすでに子供のころから中毒になっているので止められない人が多いのです。

砂糖が普及したのは大航海時代に始まった16世紀以降のことです。
砂糖を大量に摂取する様になった16世紀以降爆発的に虫歯が増えました。

十字軍遠征時代のヨーロッパで砂糖は最初、貴重な薬品でした。

ポルトガルやスペインは奴隷貿易で黒人を労働力に砂糖栽培を新大陸で行いました。

ヨーロッパで砂糖貿易は高利益のあがる商売になっていました。

スペイン・ポルトガルを駆逐したイギリスは全世界の砂糖産業の中心となりました。

イギリスの砂糖消費量が爆発的に増加して1600万ポンドを超えた1662年の3年後にロンドンで3万人以上の死者を出したペストが猛威を振るいました。

砂糖を食べる習慣がまだなかった田舎の人々はペストにかからなかったのです。

世界の狩猟採集民の虫歯率は、0から2%前後といわれています。

人に虫歯が出てくるのは狩猟採集から農業に移り変わってからなのです。

人間が砂糖をあたえた動物も虫歯になります。

砂糖の消費量と近視児童の率も一致します。

1930年以前のアフリカには盲腸炎・便秘・痔・大腸ガン・肥満・心臓病・痛風・脳卒中・糖尿病・高血圧症・乳ガンがなかったとアフリカの医学辞典を編集したトロウエル博士は証言しています。

これらの病気はイギリス人と同じ食事をすると現れるので西洋文明病でした。

ウェストン・A・プライスは「食生活と身体の退化」で次のように述べています。

『孤立した地域に住む先住民が先祖から受け継いだ伝統的食習慣を守っている間は虫歯もなく五体健全だが、ひとたび白人文化に接して食習慣が変化すると虫歯が増加し身体の退化現象をもたらし猫背になる。』

新型コロナ禍は
健康な暮らし方
健康な関係性
健康な社会の在り方に
移行するチャンスなのです。

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